シンボルツリーは家の顔とも言える存在
なのに、木の種類が多すぎてどの木がいいのかさっぱりわからないですよね。
木には適材適所あり、その特性を知らなければメンテナンスが大変で植え替えざるを得ない状況になります。
そんな悩みを解決できるよう、26歳現役植木屋さんがおすすめするシンボルツリーをお勧めします。
シンボルツリーに向く木と向かない木
シンボルツリーに向いている木と向いていない木には、それぞれ明確な特徴があります。庭や玄関先に植える「シンボルツリー」は、見た目だけでなく、育てやすさや環境との相性も重要です🌳

🌟 シンボルツリーに向いている木の特徴
- 見た目が美しい
四季を感じられる(花が咲く、紅葉する)
樹形が整っていて、存在感がある - 成長が穏やかで管理しやすい
剪定の頻度が少なくて済む
大きくなりすぎない(庭に収まるサイズ) - 病害虫に強い
- 初心者でも育てやすい
薬剤散布の手間が少ない
落葉・落枝が少ない(または掃除しやすい)
玄関先や駐車場近くでも安心 - 地域の気候に合っている
乾燥や寒さ、湿気などに強い種類を選ぶと安心
🚫 シンボルツリーに向いていない木の特徴
- 成長が早すぎて手に負えない
毎年大きくなりすぎて剪定が大変
根が張りすぎて家や配管に影響することも - 病害虫がつきやすい
アブラムシや毛虫が発生しやすい種類は避けたい - 落葉・落枝が多く掃除が大変
秋に大量の葉が落ちると、掃除が面倒になる - 花や実が強い匂いを放つ・汚れやすい
実が落ちて地面を汚す、匂いがきついなど - 気候に合わない外来種や寒さに弱い木
熊本のような温暖湿潤な地域では、寒さに弱い南国系の木は不向き
シンボルツリーにおすすめの木5選
1.サルスベリ
7月〜10月まで咲き続ける夏の代表的な花木です。名前の「百日紅」は「100日間紅い花が咲く」ことに 由来します。
ピンクや白、紫などの色がありとても華やかです。虫も付きにくく比較的育てやすいです。
2.イロハモミジ
手のひらのような切れ込みのある葉が特徴。春〜夏は緑、秋は紅葉、冬は落葉と四季を感じられます。日本を代表する樹木の一つで、日本の家屋にはとても合います。
3.シラカシ
常緑の高木で虫も付きにくく枝ぶりもきれいです。
ドングリもつき四季も感じられる木になります。成長速度はやや早いので定期的な剪定が必要です。
4.フェイジョア
成長スピードもゆっくりでとても育てやすい常緑樹です。耐寒性と耐暑性もあり熊本ではとても育てやすい木です。赤紫の花が特徴的で近年人気の樹種です。
5.オリーブ
オリーブは地中海原産の常緑樹で、銀白色の葉が美しく、庭のシンボルツリーとして人気があります。乾燥や暑さに強く、比較的育てやすい一方で、寒さにはやや弱いため温暖な地域に適しています。初夏に小さな白い花を咲かせます。
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